原料のケールは無農薬で堆肥作り
「どこでも野菜」の原料に使用されているケールは、長年(1993年~)無農薬で栽培されている農地で、堆肥作りから栽培されています。
栽培地では
福岡県浮羽郡浮羽町。福岡県の南東部に位置し、福岡と大分の県境、筑後川と耳納連山に囲まれた総面積90平方kmの町です。
柿・ブドウなどの果物栽培と棚田が有名です。
普及率97%の日本の上水道ですが、浮羽町は残り3%の方に入っていて、湧き水や地下水が豊富です。
契約農家の畑は、標高200~500mの山あいに点在します。綺麗な空気と清らかな水で囲まれた土地で、煤煙や排気ガスとは無縁の環境です。
農地と農家の方々です。
農薬を使わない栽培は、農家の方の根気がものを言います。虫を寄せ付けないようにするのは大変です。
まず、目に付く青虫は手で取り除きます。次に、焼酎に自然のものを漬け込んだものや椿の油粕を噴霧します。虫は殺せませんが、寄り付きません。
自然の摂理に助けられる
1番頼りになるのは自然の摂理です。天敵と食物連鎖。天敵は”アオムシコマユバチ”が代表です。
食物連鎖は虫を食べにくる”燕・雀・カエル”などが活躍します。こうして完全無農薬栽培を実践しています。
肥料は自然なものを使います。主に魚粉・枯草そして青汁を製造する時に出るケールの絞りカスを使います。化学肥料や成長促進剤等は一切使いません。
ケールの栄養価について
何が何ミリグラム、何が何ミリグラムと数値は存在します。でも厳密に言うと、その数値が全ての商品にきちんとあてはまるというものではありません。
ある代表が測られているものですし、数値がいくら良くても育て方が悪くては何にもなりません。
数値ではなく、原料のケールの素性がよい野菜としてきちんと育てることが大切で、白日の下、嘘偽りのない製品を世に送り出していることを信じて頂ければと思います。
ケール | キャベツ | |
タンパク質(g) | 2.1 | 1.3 |
脂質(g) | 0.4 | 0.2 |
炭水化物(g) | 5.6 | 5.2 |
食物繊維(g) | 3.7 | 1.8 |
カルシウム(mg) | 220.0 | 43.0 |
リン(mg) | 45.0 | 27.0 |
鉄(mg) | 0.8 | 0.3 |
亜鉛(mg) | 0.3 | 0.2 |
ナトリウム(mg) | 9 | 5.0 |
カリウム(mg) | 420.0 | 43 |
カロチン(ug) | 2900 | 50 |
ビタミンB1(mg) | 0.06 | 0.04 |
ビタミンB2(mg) | 0.15 | 0.03 |
ナイアシン(mg) | 0.9 | 0.2 |
ビタミンC(mg) | 81 | 41 |
ビタミンE(mg) | 2.4 | 0.1 |
パントテン酸(mg) | 0.31 | 0.22 |
葉酸(μg) | 120 | 78 |
それぞれ100g当たりの数値です。
五訂日本食品標準成分表より抜粋しました。
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